商品カタログ 「ラバーマーキング (ラバープリント)」
ラバーマーキング専用部材は、インクのようにボディ(生地)に染み込むことがありません。このため、黒/紺/赤などの濃色であっても下地色の影響を受けることなく、鮮明にプリントをすることができます。
シルクスクリーン印刷では、発色を良くするために一度白を印刷してその上から色を載せる/二度刷りをする/白を多めに混ぜるなどの工夫をして印刷をしたり、特殊なインクで吸い込みを低減して製作しますが、それでも思い通りの結果を得られないことが多々あります。しっかりとした発色や抜けの良い薄色はシャキってしていて見栄えがします。
洗濯を繰り返すうちに、印刷した物はインクの剥がれや摩耗で、徐々に下地色が出てきて、時にはそれが良い味になってくれますので、好みや使い分けともいえますが、耐久性が高く褪色も少ないラバーマーキングは、長らくその品質を保持し、鮮明なままお使いいただくことができます。
他の製作方法と比較して、一長一短とも言えますが、「使い分けたり併用する」ことで、それぞれのメリットが最大限に生かされます。
小ロットやまとまった印刷の前のイメージ確認はラバーマーキングで製作。
ユニフォームの共通部分はシルク印刷、ゼッケン部分はラバーマーキングで。
お揃いのTシャツをシルク印刷で製作、スタッフだけをラバーマーキングで色違いに。
などの様々な用途やご希望の数量、ご予算などに応じて最もお値打ちでメリットが大きい方法を提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。
キーホルダーのタグ(本革製)にマーキング、オリジナルキーホルダーの出来上がり!
英数字5mm角、かな漢字8mm角以上のサイズから製作が可能です。
イニシャル/車やバイクの型式/プレート番号など一般的なマーキングのほか、万が一落としてしまったときの連絡先などを入れておいても便利です。
バイクのシートにボディと同色でマーキングしてみました。サイドビューがぐっと引き締まって精悍なイメージ、同じ車種でも印象が随分変わります。
素材の食いつきは非常に良好ですが、2008年04月22日に施工し、以降実用上の様子観察を行っていきます。
施工時の熱(アイロン・中温)がシート内部のウレタンフォームに与える影響を心配しましたが、10〜15秒という短い施工時間のため、特に問題は発生しませんでした。
毎日のように洗濯するし、漂白もしたいけれど、持ちは大丈夫かな?
動きがある仕事だから、マーキングのゴワゴワ感があると困っちゃうなぁ。
ラバーマーキングはインク層が厚く、素材への密着度も高いので色落ちなどは極めて少なく、ひび割れやかすれもシルク印刷に比べてむしろ少ないくらい、漂白も高濃度・長時間を避けて行っていただければ大丈夫です。
ただし、長時間のつけ置きなど常時水に浸かっているような環境では、希に剥がれを生じる場合がありますので、何日もそのまま放置するようなことは避けていただいた方が懸命です。
素材自体は伸縮性があるストレッチング素材なのでつっぱり感は少なく、ユニフォームなどにも普通に使われていますのでご安心ください。
[Step 3] ヒートプレス(熱+圧力)
クリックすると別窓でそれぞれの詳細が表示されます。
干支梵字は図形ではなく文字(フォント)と同様の扱いになりますので、お気軽にご利用ください。
ラバーマーキングは、木綿などの布地に対し、非常に良好な接着力を発揮しますが、皮や合成皮革といった素材との相性も抜群です。
電脳職人はかぎ裂きしたりタバコ跡がついたバイクのシートの修理に、内側から融着させて二枚重ねをするなどし、修復を行ったことが幾度かありますが、接着剤のような違和感がなく馴染み、雨天や洗車時の浸水もなく良好な結果を得られました。
粗面へはマーキングフィルムやカッティングシートを貼付することができず、かといって接着剤では思うようにいかないことが多く、細かい図案にも向きません。フィルムでマスキングパターンを作成し、塗料を吹き付けるという方法も一般的ですが、場合によってはラバーマーキングの方がはるかにリスクが少なく、鮮明でシャープなマーキングをすることができます。
お客さまのアイデア次第で用途はさまざま。こんな製品・用途があることもぜひ覚えておいてください。
ハッピやタスキを作りたい!
「一点でも作れる」メリットはまだまだ他にも
オリジナルが一点でも 2,106円(複数点値引有)から作れます!
見積もり・ご購入前のお問い合わせは、お気軽に電子メールでご連絡ください。
よくあるご質問
小ロット/印刷が難しい場所/一部だけが人によって異なるもの
インクが乗りにくい素材や濃色にもクッキリ
シャツの中にアイロン台を挟み(反対側の面にマーキングされている場合、熱が伝わって損じてしまうため。)マーキング箇所を外してアイロンをかけてください。どうしてもマーキング周辺にもアイロンをかける必要がある場合は、テフロンやシリコンのシートを当て、中温以下/5秒以内で押さえつけるようにしてかけ、充分に冷めてからシートを剥がしてください。お客さまのなかにはクッキングペーパーなどをお使いになっている方もいらっしゃいます。
[Step 2] 専用部材をカッティング
『ラバーマーキング』 はこんな商品・技法です
急に必要!今日にも明日にも間
に合わせたいとき
ユニフォームやゼッケンなどのように、通し番号が入るもの
お問合せ・ご注文の際は、必ず ご住所・お名前・連絡先電話番号を明記くださいますよう、お願い申し上げます。
Printstarは色やサイズが豊富!きっとお好みのものが見つかります。
マークや名入れは自由に大きさを変更できますが、Tシャツなどのサイズに合わせてバラバラになってしまうのは見栄えが悪いことがあります。大人サイズと小人サイズの二種類くらいにしておいたほうが無難です。
CHANELとかLOUIS VUITTONなんて入れられる?
ラバーマーキング用の部材は最大40cm×45cmまで割り付けることができます。これはA4サイズ3枚分に匹敵するサイズなので充分な大きさになると思います。また、前から後ろへの続き柄などの特大デザインは、若干の重ね合わせを行えばほとんど目立つことなく繋げることができます。
印刷がインクを選ぶのと同様に、ラバーマーキングも素材によってプレス圧力や温度が異なったり、マーキングに向かない場合もあります。電脳工房ではPrintstarを中心に検証がとれている商品をおすすめしていますが、綿の使用率が高いものはほとんど問題なくマーキングできます。
ポリエステルやナイロンでも特殊な加工をしているものを除きマーキングの実績がありますので、まずはお持ち込みいただき素材を拝見できればと思います。
気に入った色のシャツを見つけたので持ち込みでマーキングしてほしいのだけれど
[Step 1] デザイン/レイアウト
聞き慣れない言葉ですが、簡単に説明をすると「専用のラバー系のストレッチング(伸縮性のある)素材を、コンピューター・カッティングで切り出し、熱と圧力を加えて転写する方法」です。
家庭用のインクジェットプリンタで印刷した物を転写するのと違い、余白がないためゴワゴワ感が少ない、素材によく馴染み、また、印刷したインクを転写するのではなく、部材そのものの発色なので鮮明で色落ちしません。
ラバーマーキングのほか、ラバープリントという呼び方をする場合もあります。
ラバーマーキングのメリット
・製版等が要らないので小ロットでも割安
・デザインしたその場で製作でき、乾燥工程が要らないのですぐに使える(短納期)
・色数が増えても価格があまり変わらない
ラバーマーキングのデメリット
・細かいデザインには不向き(カッティングできる範囲)
・グラデーション等に対応していない
・材料原価が高いため多枚数には不向き
・クリーニングやアイロンなどの熱処理は天敵
アイデア次第でさまざまな用途が
背中にでっかく文字を入れたいのだけれど、最大でどのくらいの大きさまでできるのかな?
ウェア類は種類があまりにも多いため、定番で取り扱っているものはPrintstarのみとなっていますが、取引がある衣料品問屋さんではTシャツも他社製品のもの、その他の素材も様々な物を取り扱っています。「こういう物はできるかな?」思い立った時にはお気軽にご連絡ください。
小ロットでの製作だけでなく、多枚数製作の時にもラバーマーキングは大活躍!
「色が決まらない」 「デザインで迷ってしまう」 「どの程度の大きさが良いのかわからない」
Tシャツの印刷などは迷ってしまうことだらけ。拡大・縮小コピーをした紙を当ててサイズの見当を付けたり、パソコン上で色を付けてみたり。色々と手を尽くしても、実際の質感や装着したときのイメージにはなかなか辿り着きません。何十・何百枚と印刷するときなどは「後の祭り」では困ってしまいます。
そんな時に「ラバーマーキング」でプレ印刷!シルクスクリーン印刷に比べてより鮮明に発色し、見た目がクッキリしてしまいますが、実際に着てみたイメージが何よりも掴みやすいので、「失敗のない製作」ができます。
シャツがヨレヨレになってきてしまったので、どうしてもアイロンをかけたいのだけれど。
ブランド商品のロゴやマークには商標等が登録されています。それを模しての製作は法律により禁じられていますので電脳工房ではお作りすることができません。
基本的には「他人のふんどしで相撲をとる」こと、他社や他人がデザインしたものを無断で使用し、それを販売することにより企業利益を上げるということは商道徳的にも避けたいと考えていますので、ご理解ください。
家族全員同じデザインで揃えたいのだけれどだいじょうぶ?