1) 梱包サイズと荷の安全のため、脚部は一本外して発送します。穴位置を合わせて添付の割りピンを広げて固定してください。
※他の部分は全て組立済みです。
2) コンプレッサー/コンプレッサーと直圧式を繋げるエアホース(ワンタッチカプラ付)/メディアがあれば直ぐ稼働できます。
3) 発送は
ゆうパック170サイズ(長野からの発送) になります。
4) 漏斗は、オプションのふるいを組み込んで発送する場合、定形外または宅配便での別送となります。 ※お客様がDIYで組み込んでくださる場合は同梱可能です。
5) メディアも各種(アルミナ/ホワイトアルミナ/ガラスビーズ)取り扱っておりますが、重量制限の範囲内で中途半端に同梱しても実用に足りず、リスクの方が高くなってしまいます。荷の安全のため別送とさせていただきますのでご了承ください。
6) ノズルなどあれこれとセットにしても、使わずに無駄にしてしまい、結果としてお客さまの余計な出費を強いてしまうことになりますので、実用本位のパーツ類を過不足無くセットにしています。
プリセットノズルのサイズや、追加ご注文のオプション品・消耗品、機種の選定に際しましては、お客さまの用途や環境を伺い、無駄な出費や買い換えなどを要さないよう努めておりますので、ご遠慮なくメールにてご相談ください。
7) サンプル品(試供品)と表示がある物は、ご注文をいただいた時に終了している場合がありますのでご了承ください。
その他
排気ユニット 1,512円 SBD-EX
専用ふるい 1,080円 SBD-SV
添付の漏斗に重ねピッタリ合うふるいです。
電脳工房では、重ね合わせた際に漏斗側が僅かにテーパーになっているため、隙間テープ(15mm幅/10mm厚で、簡単に押しつぶせる廉価なタイプ)をメッシュ側に貼付し、僅かに重ね合わせて隙間テープの縁を押し込んだのち、均一になるようゆっくりと力強く重ねていき、最後に重ね合わせ部分4箇所をブラインド・リベット(4.0mm)で固定して使用しています。
※漏斗が割れないよう、温かく柔軟性があることを確認のうえ作業してください。

Wセット用パーツ 1,080円 NHW
直圧式ノズルは使用しているうちに固定金具に食い付き、外すときにはプラハンや木槌て叩かなければなならない事もあり、製作・施工途中での入替は作業の中断を余儀なくされ、非常に煩わしく感じるものです。
Wセット用パーツはご希望のサイズのセラミックノズルと口金をセットにし、簡単に入れ換えられるようにする追加パーツです。
先端内径違いで複数本、同一サイズで予備に、用途に合わせてお使いください。
セラミックノズル
ラミックノズルは消耗品です。商品の品質は作業性・ランニングコストに大きく影響を与えます
SBN-18P 先端内径 1.8mm 1,080円 (3本組)
SBN-26P 先端内径 2.6mm 972円 (3本組)
SBN-32P 先端内径 3.2mm 1,080円 (3本組)
SBN-MIX 先端内径 1.8mm/2.6mm/3.2mmから3本自由選択 1,080円)
ノズルホルダーゴムパッキン 324円 (3個組) NHP-G
意外と見落としがちなのがノズルホルダーとセラミックノズルの間に装着し、漏れを防ぐためのパッキンのチェック・交換です。
パッキンの消耗は漏れによる効率低下だけでなく、研磨剤を含む混合気の通過により、口金の損傷を招いたりします。劣化や消耗が見られる場合は、お早めに交換をしてください。
アルミナ/ガラスビーズ等各種メディアも取り扱っております。また、各部の消耗や損傷の際には、パーツ単位での提供が可能です。メールにてお気軽にご相談ください。
サンドブラスト 直圧式サンドブラスター 接続例
関連オプション・消耗品
キャビネット接続セットノズルホルダーその他関連商品消耗品につきましては、各商品の商品詳細をご覧ください。
用途・環境に合わせて8モデルからお選びください
はじめに
キャビネット(SBD-Cモデル)/防塵のためのマスク・ゴーグルなどの装備/コンプレッサー/コンプレッサーと出品商品を繋げるエアホース(ワンタッチチャック付き)/メディアをご準備いただけば、他に買い足す物無く即戦力になります。
製品のベースになるタンク等は、廉価な輸入品から流用しています。
一般的な直圧式サンドブラスターは、比較的小型の物でも15万円前後〜と、そこそこ値が張る機材です。
ここで「高い」と表現しないのは、スチール等の素材をお椀型にプレスし、円筒の上下に耐圧溶接をしたり、もう少し深めの物をジョイントし、各部パーツを取り付けた物を使うことが一般的で、形を成すまでの間には、部材価格だけでなく、高額な金型やプレス加工費、耐圧溶接・各種塗装といった工程を経るうえに、それなりのロットも要しますので、需要を考えますと当たり前にそのような値段になってしまうからです。
言い換えれば、直圧式サンドブラスターを製造するにあたり、コスト面で最も負担が大きいのがこの部分です。
そこで、輸入の廉価商品のタンク並びに関連部分/ハンドル部/脚部を流用し、フルチューンして製造・販売するに至りました。
当該機種はパーツの不具合などを耳にすることもありますが、弊社仕入品は最も安定し信頼がおける業者で、これまで破損や破損到着など無い良質な物ををベースにしています。
※圧力メーターを始めとする各部損傷等不備とその修理・交換などを記載し、「改良」「改造」「改善」しているとする物を見掛けることがありますが、弊社が取り扱っている本体は、実直な輸入元より購入しており、いわゆる「B級品」などではなく、充分な緩衝材で梱包されて到着しますので、損傷など大きなダメージを受けた物はございません。それらが損傷を受けているということは、輸送に際して本体などにも影響が出ている衝撃などを受けている可能性もありますのでご注意ください。
ただし、MADE IN JAPANの高品質とは異なり、着荷・開封段階でキズ/色褪せ/塗装ムラなどが認められることが多く、そういう点の品質面は国産品には到底及びません。実用機材として機能や耐久性に影響がないこれらの点については免責とさせていただきますのでご了承ください。
各所の不具合について
10ガロンタイプの廉価・輸入品サンドブラスターをお買い求めになったことがある方は、箱を開けてまず最初にビックリするのが、黒いメインホースの太さと添付されているブラストガンのゴツさだと思います。
それが示すように、この機種は屋外や防塵室での大物作業、例えば壁のラクガキ消し、フェンスの錆取り・塗装剥離、車輌ボディーの塗装剥離といった用途に向けた商品です。大型コンプレッサーを接続し、大口径ノズルをセットし、高圧で作業する分には不具合も出難く、パワフルに作業をこなすことも出来るかもしれません。
しかし、国内における多くのユーザーはそのような用途で運用することは希で、大が小を兼ねないが故に起こる不具合に頭を悩ませたり、騙し騙し使ったり、ご自身で改良を重ねてお使いになっていることでしょう。
これらの「
用途に対する不向き」を解消するために、ノズルホルダーの変更やキャビネット接続セットを使用することにより、操作性や作業性は大きく向上しますが、各部パーツ(配管・バルブ等)の精度・耐久性・特殊形状/メンテナンス性の悪いなど長くお使いいただく上で生じる不都合・不具合や、サイズのミスマッチによる影響などが生じたりします。
また、少し前までのロットはシールテープが雑に巻かれ、配管内部にまで及んで流動の妨げになっていたり漏れがあったり、最近のロットではそれを改善しようとしたのかコストダウンのためか、樹脂でシールしている部分が増え、パーツの脱着も容易ではありません。
根本的な問題からくるこれらの多くは、清掃・調整で解消するレベルではなく、良品交換と言っても所詮は元の設計や品質のパーツです。快適にお使いいただくためには、これらのパーツを総入替するのが最善の策です。
標準のガン用に同梱されているノズルは4.0〜7.0mmです。これを、 一般的かつ耐久性が高い1.8〜3.2mmのノズルに適合させ、チューニングしています。
標準添付のノズルに比べて随分小さくなりますので、パワーの不足を心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、実際に1.8mmのノズルをセットし、0.3MPaほどまで上げると、3.0mmのガラスがメリメリと貫通し切断できるほどのパワーがあります。3.2mmで圧力を上げるとキャビネット内では持て余すくらいのブラスト量があり、弊社のお客さまの中には超大型キャビネットを製作したり集塵スペースを作り、車のレストアでシャーシからボディーまでブラストされている方も数多くいらっしゃいます。
ノズル先端径のサイズは、パワーの有無というよりも、そのパワーでブラストできる面積の広さだと捉えていただくと解りやすいと思います。そして、最大3.2mmのノズル先端径は通常作業のほとんどをカバーできる大きさだとお考えください。
また、3.2mmを越える先端のズル径を使用する場合、3馬力/80リットルクラスのコンプレッサーでも能力不足を感じ、できれば5馬力以上の物が必要になってきます。
先端ノズル径1.8mmと4.0mmは「たかが倍程度」と大差ないように思う方もいらっしゃると重いますが、面積比は1:5ほどになります。実際は利得やエアー噴出量など機器固有の性能差もあり少し複雑な話しになりますが、ご理解いただきやすいよう単純に表現しますと、1.8mmの先端径の場合小型の0.75馬力(パッケージ型コンプレッサー)〜1.50馬力(ホームセンターなどで売られていることが多い)で連続稼働ができますが決して余裕があるとは言えません。4.0mmを装着した場合は×5で3.75〜7.50馬力、3.2mmを装着した場合は×3.16で2.37〜4.74馬力という数字になります。
この数字からも、3.2mmの先端ノズル径を使用する場合は3馬力では物足りなさを感じ、5馬力以上の物が欲しくなるという点を裏付けることができます。
もちろん、圧力やエアー量を下げればコンプレッサーへの負担を減らし、ブラスト(施工)することができますが、直圧式本来のハイパワーは期待することができなくなります。 ※弊社では逆にこれを利用し、大きめのノズル径をセットして圧力を下げ、ガラスを広い面積でムラなスリ加工するなど、吸上式に向いている施工を直圧式で行ったりしています。
余談ですが、これは吸上式にも言えることで、ほんの僅かな改造で低圧でも砂を吸い上げるようにすることはできますが、何れの方式も充分な圧力があって初めて研磨に至るものです。小型コンプレッサーでもちんとした作業・連続稼働をと考えると、ガン内部にあるエアー吹出口径/ノズル先端内径/メディア吸上ホースなど全てをサイズ調整しなければ、物足りず作業効率が悪いものになってしまうのです。
チューニングポイント
輸入・廉価直圧式サンドブラスターに手を加えて販売している個人や業者は弊社以外にも存在し、「強力」「ハイパワー」などの時々見受けられる売り文句は、その改良機種特有の物ではなく、直圧式の仕組み自体が元からハイパワーなのです。使用されている中国製パーツ内部の清掃や調整などを行うことにより、多少の効率向上は期待できますが、「強力改造済み」「ハイパワー改造済み」という類の表示は誇大表現と言っても過言ではありません。
チューニングとは、各部の整合を図り、最大能力を引き出すもので、その為に一部あるいは全てのパーツを交換する必要も生じてきます。弊社のチューニングポイントを正確に表現しますと
1) より小型のコンプレッサーを使用しても、直圧式サンドブラスターが本来持っているハイパワーな施工を行っていただけます。
2) ノズル先端内径を標準の4.0〜7.0mmから1.8〜3.2mmに振ることにより、より多くの方のニーズに合った仕様にしています。
3) 弊社定評があるノズルホルダーあるいはキャビネット接続セットに変更し、操作性を著しく向上させるともに、消耗品/経年劣化などによる修理用パーツを入手し易くしています。
4) 上記を含め、、ガラスアート/バイク・車のパーツの錆取り・塗装剥離/宝飾品の梨地作りなど0.1MPaを切る低圧から一般的な業務用途においても十分足る範囲で、安定した連続施工を行っていただけよう、全てのパーツ形状・サイズを調整しています。
ということになります。機能部分は総入替ですから、チューニングというのも違和感があるほど徹底しています。
単に既存パーツの調整や清掃を行っている物ではありませんので、どこをどうしているというご質問には至らないと思いますし、それに対する回答も困難です。
元から装備されているパーツを後付けがごとく誇大表現をしたり、当たり前に装備されているべきパーツ(エアー調整バルブなど)で加減できる部分を指し、あたかも凄いことをやっているような滑稽な表記も一切いたしません。
100年以上もの歴史があるサンドブラスターの、確立されているとも言える基本構造をベースに長年のノウハウを活かし、パーツサイズなどの最適化を図り設計していますので、それらについては割愛し「電脳工房品質です」と表現させていただき、お客さまには単に機材をお買い求めいただくのではなく、安心と信頼をお手元に届けられればと思っております。
ここから先は、長らくお客さま個別にご案内し、改良を重ねた要所などに特化して掲載させていただきます。
SBD-R110は、キャビネット接続セットが付属せず、屋外・防塵室での使用に適したモデルです。
穴を開けてキャビネットへ通すことも可能ですが、壁面部分で急激に角度が変わったり擦れたりすると、破断リスクが極めて大きくなりますのでご注意ください。また、ホースが太めなのでキャビネット内での作業もし難く、メンテナンスの手間もかかりますので、キャビネットでの作業を頻繁に行う場合は、SBD-C210/C110シリーズをお求めになるか、別売りのキャビネット接続セットをお求めになり、ホースごとすげ替えてお使いください。
SBD-R110REは、基本的な性能や付属品は同一で、小型レギュレーター+フィルターを除いたモデル、LESSの詳細はSBD-C210RE/SBD-C210WEを参照してください。
SBD-C110Rは、フラッグシップモデルSBD-C210Rのノズルホルダーを、標準ステンレスタイプからCompactタイプへ変更した、ガラスアートなど繊細なノズルワークに向くモデルです。
SBD-C110REは、基本的な性能や付属品は同一で、小型レギュレーター+フィルターを除いたモデル、LESSの詳細はSBD-C210RE/SBD-C210WEを参照してください。
SBD-C210は、アートからパワーを要求されるレストアまでソツなくこなす、SBDシリーズのフラッグシップモデルです。迷ったらこの商品をお選びください。
キャビネット接続セットを装備していますので、複数のキャビネットを使いまわしている方でも、17mmの穴を開けておくだけで使い回すことができます。また、キャビネットから外して再度繋げば、屋外・防塵室でお使いただくこともできます。
※摩耗が最小限になるよう設計・パーツの選定を行っていますので、抜群の耐久性を誇っておりますが、屋外・防塵室での作業を頻繁に行う場合は、SBD-R110シリーズをお求めになるか、別売りのメインホース+ノズルホルダーをお求めになり、ホースごとすげ替えてお使いください。
ハイパワー(業務用途)から各種製作(アート)まで フルチューンモデル
フラッグシップモデル、SBD-C210R(赤)/SBD-C210W(白)モデルから、小型レギュレーター+フィルターを除いたモデルで、基本的な性能や付属品は同一です。
レギュレーター+フィルターLESSはコストのためではなく、堅牢なSBDシリーズとはいえ摩耗や経年劣化は免れることができず、精密部品ともいえるこのパーツを除くことにより、一体化の簡便さが無くなる反面、一層タフな器具としてお使いいただくことが出来ますので、用途・環境に合わせてお選びください。
お使いになる時は、コンプレッサー付属または外付けレギュレーターで、適切な圧力に調整してください。

直圧式サンドブラスター (10ガロンモデル) 赤
電脳工房
サンドブラスト 直圧式サンドブラスター 安全バルブ
折角の機会ですから、安全弁の構造について解説をしておきます。
※安全弁の調整は、緩めすぎによりタンク内圧でパーツが発射されるなど大変危険です。この解説は整備や調整を勧めるためのものではなく、構造と不具合の原因を理解していただくための参考資料です。決して作業は行わないでください。
標準装備の安全弁はこのような構造になっています。
穴に硬球をバネの力で押しつけ、圧力増加により耐えられなくなると、硬球が浮き上がって排圧するのです。
圧力の調整はこのバネの縮み具合により、最上部のキャップをねじ込むことにより圧力が上がり、緩めることにより下がり、規定位置でキャップにあるリングを締め込んで緩まないようにしています。
初期不良は、ボールが接する部分の汚れや錆、時にはバリなどにより生じているケースがほとんどで、ここからエアーが漏れ続けます。大抵は清掃やバルブ専用のカッターを一回ししてバリを取ることで解消されます。
多くの方は、これをご覧になっただけでコンセプトがお判りいただけると思います。
1) 視認性・操作性の向上
2) 安全性の向上と衛生面への配慮
3) メンテナンス性の向上
を尽くしています。
補足的に5点ほど追記をさせていただきます。
業務や快適な運用に不可欠なこと
万が一の不具合や故障は憂鬱になるもので、メンテナンス性が善いということは運用上不可欠なことです。
本体各部にあるエアホースは、メインホース部を除いてワンタッチタイプを採用し、簡単に抜き差しできるようになっています。
ホースを抜いた配管はメインユニットとサブユニットに分かれ、前者はプラスドライバーまたはドリル、後者はレンチなど一般的な工具で容易に本体から外し、各部を念入りにチェックしたり修理していただくことができます。ご自身での作業に不安がある方は、ユニットをそのまま電脳工房にお送りくだされば、不具合箇所を修正・修理し、返送することも可能です。
メンテナンス性が悪かったり、本体共々の大型梱包発送では、その手間から先延ばしにして不具合を我慢せざるを得なくなり、結果として大きなリスクを負ってしまうことにになりがちですが、売りっぱなしにならず長らくお使いいただきたいという気持ちから設計・修正を行い、現在の使用に至っています。
※レンタルユニットは複数個準備していますが、保守契約のお客さまが優先となり、スポット修理のお客さまは日程の調整をいただく場合がありますので予めご了承ください。
ノズル並びにノズルホルダーについて
ノズルホルダーは、弊社定番商品で好評をいただいているCompactタイプ並びに標準タイプを採用し、消耗品入手・修理・交換を容易にしています。
本体性能と併せ高品質なシステムは、0.1MPaを切る圧力での運用が可能、ガラスアートに欠かせない低圧ブラストや、1馬力前後の小型コンプレッサーでの、より負担が少ない作業から、ハイパワーでの施工・製作まで、幅広くお使いいただけます。
タンク内減圧(エアー排気)について
作業終了時・メディア補給時に欠かせないのがタンク内の減圧です。減圧の際にエアホースを外す必要がある機種もあり、10ガロンタイプも同様です。
この手間を省くと同時にエアーフィルター内の逆流を避けるため、減圧専用のバルブを増設し、ホースを床方向に向けて安全・衛生面の向上を図っています。床方向へ向けるのは、減圧の際にバルブを開けすぎると、メディア残量が多い時タンク内のメディア等が噴き出すことがあり、誤操作をしてしまった際の周囲への飛散、特に作業している方や周囲に居る方に直接降りかかることを避けるためです。
更に、排気ユニットを設置し、このホースを延長して接続することにより、キャビネット内部への排気が可能になり、より安全に排気していただくことができます。
※ユニットを使ってキャビネット内へ排気する場合、通常よりも排気時間を短縮することができますが、高圧のエアーが一気に流れ込みますので、全ての開閉扉が閉じられている事を確認し、集塵器を稼働させ、いきなりの全開は避け、正圧による内部からの漏れや機器への負担がない程度を見極めてバルブを開けるようにしてください。
使用圧力並び安全弁について
キャビネット内外問わず、常用推奨圧力は〜0.4MPa程度、推奨最大圧力は0.6MPaとさせていただきます。
タンクをはじめ各部充分な耐圧構造・パーツですが、常用圧力帯の0.4MPa以下でも十分な能力を発揮し、最大先端径3.2mmのノズルを使用しても0.6MPaまで上げると相当な勢いでブラストができます。一方で0.3MPaを越えた辺りから、メディアやセラミックノズルを始めとする各種パーツへの負担が急激に上がり、その寿命を著しく短くしてしまう傾向にあります。
このようなことから、圧力設定を上記のように定め、その範囲での運用を御願いしております。
安全弁は120PSI=約0.83MPa前後で開放するように設定されています。
安全バルブについて
通常の運用では安全バルブが開くことはほとんどありません。作業を急ぐあまり加圧し過ぎてしまったり、加圧状態でファンヒーターが直噴し続けるような場所に置いたり、炎天下の屋外に放置した場合などにエアーの膨張により動作します。安全バルブが動作した際は、ただちに使用を止め、排気バルブをゆっくり開き、タンク内圧力を下げてください。また、主たる原因となる加圧状態での放置を避け、使用しない時は減圧してバルブを開けておくことをお勧めします。
この安全弁は、初期不良が最も多い箇所であり、十分な点検ののち納品していますが、メディアを咬んだり錆びるなどし、動作不良を起こす場合があります。清掃しても解消しない場合は速やかに交換してください。
※圧力設定の範囲を守り、加圧放置を避けてくだされば、コンプレッサー自体の能力という点からも、安全弁が動作することは経験上ありませんが、安全面に神経質になって過ぎることはありません。
※環境や使用状況により、安全弁がしばしば動作不良・故障する場合は、圧力ゲージへ変更することもご検討ください。
サンドブラスト 直圧式サンドブラスター 詳細解説
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サンドブラスト 直圧式サンドブラスター 10ガロン
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