健康・快適・エコなサンドブラスト作業(施工)をするために
集塵器の設置方法や吸気フィルターを含めた周辺機器
その必要性や考え方はこちらにも掲載していますので、併せてご覧になってください。増設吸気フィルターに関しても図解していますので、より解りやすいと思います。
■商品内容
増設吸気フィルター本体/固定(脱落防止)用タイラップ+予備/固定用アルミバー
■設置方法
増設吸気フィルター本体の両面テープを剥がし、穴にフィルターのセンターを合わせて仮止めしてください。素材により接着が弱い場合がありますので、適宜両面テープを補足してください。
増設吸気フィルター中央を通しているタイラップを穴の外に出し、アルミバーなどの穴に通し、タイラップの頭部分だけを使って固定してください。この際、タイラップを引っ張ると同時に、内側からフィルターを押しつけるようにすることで、タイラップの断裂を防ぐことができます。
弊社集塵器をご利用になるお客さまに、機種別の理想的な設置方法や位置を解説します。
なお、右利きの方を前提に記載していますので、左利きのかたは読み替えてください。また、設置位置と利き手が逆の方がお使いになっても、集塵器の導入口位置にサンドブラスターの噴射が、直接もしくは直近で巻き上がらない位置でしたらほとんど問題ありません。導入口位置に問題が生じるようでしたら、エルボなどを使って導入口の向きを変え、直接吸い込まないように工夫することでメディアロスなどが改善されます。
■自作キャビネット
コンパネなどでキャビネットを自作されている方も多いと思います。
右利きの方は左寄りに集塵機導入口を、右寄りに吸気フィルターを設置してください。(左利きの方はこの逆)
吸気フィルターの穴開けは、集塵機と同じ規格のもので適応します。
■小型キャビネット(120リットルクラス)
右側側面のフィルターを外し、ここに集塵機を取り付けます。(導入口は添付のパーツをねじ込むだけです。)
左奧にもスポンジフィルターがありますが、吸気量は十分とは言えません。
外した位置の概ね正反対に同サイズの穴を開け、フィルターを移植してください。
このタイプのキャビネットは、移植用の穴開けを要するだけで、吸気フィルターを別途お求めになる必要はありません。
■中型キャビネット(220リットルクラス)
DUALタイプの集塵器がお薦めです。
吸気フィルターは左側面にある穴をそのまま利用します。
商品には固定(脱落防止)用のバーが添付されていますが、突出しているパーツに4mmの穴を一箇所開けることで、このバーを使わなくても設置することができます。(開けた穴に固定バンドを通して使用します。)
突出しているパーツは比較的大きめなので、スッキリさせたい方はボルト&ナットを緩めてパーツを外し、付属の固定用バーを使用してください。作業時間は5分程度といたってお手軽、特別な工具等は要しません。(余ったタイラップを切るためのニッパーやハサミなど)
■その他のキャビネット
基本的には集塵器の導入口と正反対またはその周囲に穴を開けて設置してください。
キャビネット隔壁の厚さには、ほとんど影響を受けることなく設置できます。
フィルターは消耗品ですが、キャビネット内側に向かってエアーが流れ込んできますので、フィルターの目詰まりなどはほとんど無く、クリーニング等も要しません。 ※メディア入換をする時などは、巻き上がったメディアが上部に載っていることがありますので、エアーダスターなどで吹き飛ばしてください。
機種別設置方法
キャビネットに集塵機能を持った機器を接続した際
思っていたほど集塵されない
機器が苦しそうな音を立てている
グローブが突っ張って「前へならえ!」してしまう
といったことはありませんか?
これは吸気不足を生じている状態で、集塵効率/作業性/機器への負担を考えると好ましい状態ではありません。
吸気フィルターを増設するだけで、驚くほどの成果が出ますので、ぜひ設置してみてください。
集塵器/集塵機/掃除機使用時の必須アイテム