小型電気ドリルで使用した動画 : 大型の振動ドリルでも問題なく動作しています
乾湿両用掃除機(比較的大型)で使用した動画 : 動作音で判断してください

ケースへ組み込んだイメージです。放熱フィンを内蔵したりクーリングファンを設置するなど工夫次第ですが、予期せぬ発熱量をケースのアルミで放熱補助する/発熱の具合が解るようにする/内部に熱がこもることを防ぐと同時に、通気のためのダクトを減らして防塵対策をすることなどを意図して、ケース表面に出すことにしました。
トライアック万能調光器 完成イメージ
トライアック万能調光器 配線イメージ
基板へのパーツのハンダ付けが終わったら、あとはケースへの組み込みと各部配線です。
バリオームの結線は1と2だけでも目的を達することができますが、2と3をブリッジさせることをお勧めします。これはバリオームが経年劣化した時に、ラジオのボリュームを回した時にガガガという音が出ることが示すように、非常に不安定な状態となり予期せぬノイズや障害を生みます。2と3をブリッジしておくことにより、経年劣化しても最大抵抗値となるだけで他の回路への影響を防ぐことができるのです。
免責事項
このキットを製作・運用したうえで何らかの障害が発生しても、弊社並びに弊社スタッフはその責を一切負いませんのでご了承ください。これらの補償は、各パーツやキットの補償基準によってのみ行われ、詳細については各製品メーカー並びに販売店にお問い合わせください。
このページは商品の紹介という位置付けにあり、その品質を保証・検証並びに査定するものではなく、製作や運用にあたってはご購入されたご本人の判断と自己責任となります。
良くある失敗(間違い)が左の画像です。
本来は別売りの耐圧コンデンサを取り付けるべきところ、基板のプリントが残っている二箇所と、添付されてくるZNRサージ吸収素子(青い部品)の個数が合致することから、何も考えずにハンダ付けをしてしまうのでしょうね。
電脳工房では
CF1に250V/0.1μFの耐圧コンデンサ
CF2に250V/2.2μFの耐圧コンデンサ
を使用しています。
トライアック万能調光器 誤ったパーツ配置
トライアック万能調光器 パーツ配置
トライアック万能調光器 パーツ配置
上の画像を良く見て、間違えないようにハンダ付けをしてください。特に黒いパーツは極性がありますので、シルバーの帯の向きに気をつけてください。
RFとある部分の抵抗はモーター制御の時には取り付け、電球の調光に使う時には無用です。
これは別に買い求めてCF1/CF2に取り付ける耐圧コンデンサと併せて、ノイズ吸収用フィルタ回路・リアクタンス負荷時のトライアック保護の役割を果たし、モーター制御でない(抵抗負荷)場合は使用しない方が良いです。
左はハンダ付け後に残ったパーツです。
キット以外に必要な物

放熱フィン (ヒートシンク)
シャーシ(ケース)
ACコード
コンセント
ヒューズホルダーとヒューズ
スイッチ(一般的な物または中間スイッチ)
その他 熱収縮チューブ・リード線など
秋月電子部品通商 トライアック万能調光器 パーツ
秋月電子通商万能調光器キッ
※組立に自信がない方は組立を代行していますので、無理をなさらずお申し付けください。
完成イメージ
※中間スイッチは同梱していません。
※各種シールは付属しません。
電脳工房で製作する際の手順を、詳細にわたって解説した組立マニュアルを添付しています。
マニュアルのみ必要な方は540円、マニュアルに僅かしか使わないリード線・熱収縮チューブ・タイラップを添付した物は648円(クリックポスト送料込)にて承っております。
別売りのシールセットはシャーシを保護するフィルムの上から貼付すると、放熱穴やバリオーム穴の位置が示されているので、面倒な位置決めやケガキ作業が省略できます。
現在、画像中の目盛り・定格表示シールは付属しません。
トライアック万能調光器 製作マニュアル
トライアック万能調光器 シールセット
中間スイッチは、キャビネット常設のため、手元にボックス型スイッチを装着するので不要、スイッチ付きのテーブルタップで照明などと併せてON/OFFするので不要といった声が多かったため同梱していません
画像の中間スイッチは取り付けイメージになりますのでお間違いの無いようにお願いします。
また、以前サービスで添付していた目盛シール類は、現在は組立セット・シールセット何れにも含まれません。
トライアック万能調光器 完成イメージ
接続する機器によりトライアック万能調光器と同じ動作をする物もありますので一概には言えませんが、よりきめが細かい調整や最小から最大能力まで幅広く動作させたい場合、トライアック万能調光器の方が適していると言えます。
操作性や器具との相性の良さという点でから、電脳工房では取り扱いをトライアック万能調光器に絞ることにしました。

スピードコントローラー PW-1500 特性
スピードコントローラによる回転制御の傾向(特性)
モーター機器を制御した際の動作状況について、レポートいただいたもの並びに弊社検証データを精査し、その傾向をまとめましたので参考にしていただけると幸いです。
掃除機等での検証では、トライアック万能調光器が稼働0からバリオームの動作に応じて最大能力まで滑らかに可変できるのに対し、スピードコントローラは、バリオーム位置ゼロで稼働ゼロとならず、最大位置でも最大能力にならない(半能力よりやや強い程度を最大として動作)物が多数確認されています。 ※最大能力で使用したい場合は高速側(最大能力固定)を使用。
また、調整はバリオームゼロ位置から僅かに回した範囲で行われます。これらは、「モーター機器を低速動作からトルクフルに動作させる」為の仕様によるものではないかと推察しています。
たくさんのお客さまからの声にお応えしました
このページを掲載して以降、集塵器と並んで段違いのアクセスをいただき、お問い合わせへの回答やパーツ・組立済みの発送について、個別対応を行ってきましたが、日増しに増える件に対応が困難になってきたため、使用するパーツを熱収縮チューブに至るまで全て同梱、詳細な組立方法を記載したマニュアルを整え、このたびセットでの販売(購入代行)を行うことにしました。
なお、あくまでもパーツの取り揃えや組立代行という点では変わるところではなく、組立マニュアルも参考資料ということになりますので、本ページ掲載の各事項を十分にお読みになったうえでオーダーくださいますよう、お願い申し上げます。
トライアック万能調光器 追加パーツ一覧
秋月電子部品通商 トライアック万能調光器
セットにはこれらの物が同梱されています。
細々としたパーツまで全て整っており、一般的な製作でこれ以外に必要な物は、ヒートシンクを固定するためのブラインドリベットや熱伝導シートなど(お好みによって)とハンダ 程度です。
※ロットによりメーカーや仕様が異なる場合があります。

モーター転数が制御できると何かと便利!
これらは全て「モーターが使われていて、なおかつ比較的大きな電力を要します。
また、モーターは始動時に定格の5〜10倍を要するとされていることが一般的で、市販品では到底賄うことができません。調光=電球とされているのはモーターのそういう特性などからきているのです。では対応している市販品はというと非常に高額な物で、個人や小規模のショップ・工房などではおいそれと手が出ません。
あれこれ模索し、秋月電子商会が販売している「万能調光器キット」を使用し、より大容量の物をより廉価で製作をしてみました。キットとはいえ専門的な用語が多く、基板と回路図をニラメッコしながらでは一般の方がおいそれと製作できるとは思えず、現実的に最後に納めるケースについて何かヒントを得ようとインターネットで検索をした際に、パーツの取付を誤っている物が多数見受けられました。
そこで、弊社でリリースした「集塵器」に使う掃除機の能力調整と非常に縁の深い機器でもあることもあり、パーツの配置などを画像で残しておけば、作業がより容易に行うことができると考え、こちらのページに掲載しておくことにしました。
組立済商品/オリジナル商品のリリースも考えましたが、小ロットでは電気用品安全法(PSE法)の関係でリスクの方が遥かに大きくなってしまうため断念、しかしながら、非常に便利な機器なので、ご案内させていただくことにしました。
使用する各パーツはPSE法をクリアしている物がほとんどで、トライアック自体も非常に歴史があるパーツ、回路面でも定石となっているものがありますので、使用上の危険性は皆無に近いとも言えますが、最大の問題は使用環境(水分/粉塵)や特性(発熱)などで、これらは全て自己責任ということになる点について、予めご了承ください。
また、本文では40Aタイプで製作をしていますが、実際には通常使う機器の常用域は10A未満で、配線コードやスイッチ類のパーツは10A-15A程度までの物が比較的廉価で扱いも易いものとなっています。40Aというのは上記の「モーター制御における始動時のマージンを増やす為のもので、機器類を単独で使用する場合にはパーツ類は10A-15A程度のもの、放熱板の大きさもそれに見合った物(60mm角程度)としていますが、40Aフルに対応させる為にはそういった点に配慮しなければならない点について予めご了解ください。
なお、ハンダ付けに不安がある方や、シャーシ(ケース)の加工が出来ない方は、ご相談いただければ
「代理購入」「組立代行」という形でお手伝いすることもできますが、何らかの障害があった場合には、それぞれのパーツの補償や免責によりますので、その点についてご理解ください。
注意:バキューム(掃除機)などで「電子制御」により能力をコントロールできる物は、この調光器での制御が正常に行えない物があります。その多くはソフトスイッチが使われ、数段階での切り替えになっている物で、中には問題がない物もありましたが、原則として使用不可能であるとお考えいただいた方が懸命です。
卓上ボール盤の回転数を落としてゆっくり穴開けをしたい(部材を熱から守りたい)
磨き上げに使うポリッシャーやドリルの回転数を落として使いたい
サンドブラスタートの吸塵に使う掃除機が強すぎるけれど能力切替ができない
トライアックやスライダック、「電気」を制御する機器はあれこれありますが、一般的に廉価で販売されている調光機は精々100〜300W程度で、その主目的は「電球の調光」となっています。
各ページへは左のメニューをクリックして移動、カタログダウンロードは画像をクリックしてください
電脳工房 NETSHOP(ネットショップ)
トライアック万能調光器のお求め・ご質問は
当店NETSHOPを利用ください
誤認識?嘘が多い「街の発明家」にご注意ください!
複数のお客さまから、こちらで掲載している秋月電子通商様の「トライアック万能調光器キット」を指すような内容で、古いパーツを使っている/焼損の可能性がある/連続稼働ができないなどとホームページ上で掲載している業者が居るとの連絡をいただき、内容を精査しました。
私どもは日々実務に携わり、そこから得たノウハウやお客さまから寄せられた情報を基に日々工夫を重ね、商品の開発やリリースに反映させていますので、街の発明家めいた方や手先が器用な方が、見よう見まねで製作したり発想をそのまま形にして売ってしまっている物とは一線を画していると自負しております。
改良すべき点もありますし、更に良い商品などもどんどん世に送り出されていますので、それにいち早く対応してお客さまにご案内するのも欠かせない業務ですが、こちらの調光器を製作して使用するメリットも大きくあります。
たとえば、経年使用で壊れた時でも、廉価なパーツで自己修理することができ、基盤さら交換しても実質1,500円程度で済みます。組立や修理といっても画像にあるようなパーツ構成で、弱電などの専門家にあらずとも製作ができ、中学校の技術工作で製作したキットと大差ないレベルです。シャーシの加工に結構手間が掛かりますので、お時間の無い方には製作する余裕がないと思いますが、それさえ除けば有り余るメリットがあります。
加えて上記のとおり、、弊社でリリースしたりご案内している商品は、全て実務において充分な検証を行い、使い勝手や耐久性など様々な条件をクリアした物ばかりで、そういう点では、お客さまよりも日々実務に携わっている私どもの方が、より厳しい目で商品を選んでいると言っても過言でないくらいだと思います。こちらのキットも例に漏れず、何ら不具合も修理歴もなく長らく運用している物で、安心してお使い頂くことができます。
もとより相手にするような内容ではないのですが、お客さまの一人がその記載を目に留め、ご自身も周囲の方に積極的に勧めてきたことから責任を感じ、質問してそれに対する回答を頂いたということで拝見しました。本来は弊社が行った質問では無いので掲載を差し控えるべきかもしれませんが、差し障りがある内容ではなく、また、商知識として私どもが得ていること、実務上感じていることと差異がない内容のため、あえて掲載させていただくことにします。

以下引用です

毎々秋月電子通商を、ご利用いただきまして、ありがとうございます。
弊社トライアック調光器は、古いパーツの寄せ集め商品などは、使用しておりません。
特にトライアック素子は、以前より進歩しておりまして、最近のキットでは、絶縁型トライアック素子を使用しております。
連続稼働とは、24時間休みなしで使用する環境を想定しています。
次の点に留意いただいて、ご使用いただけば、問題ございません。
1.電流に余裕のあるトライアック素子を使ったキットを選ぶ
2.十分放熱する。
よろしくお願いいたします。

いかがでしょうか。工場などのモーター機器で、24時間何日もフル稼働という環境でしたら各種保護回路の増設も必要になることと思いますが、サンドブラストを前提に考えると、それとはほど遠い状況にあります。
1.への対策は40Aタイプを使用し十分なマージンを考慮しています。
2.への対策は計算上想定される熱を放熱するに十分足るサイズのフィンを使い、更に本体での放熱も期待してアルミ・シャーシを使用しています。丸一日連続稼働させた際でも、「温かい」と感じることはあっても「熱い」と感じることは皆無です。
弊社集塵器をお使いになればキャビネットの外部環境は飛躍的に向上しますが、それでも開閉口の開け閉めや対象物の出し入れにより飛散するメディアなどはありますし、お使いになっていなければ尚更ですが、ビスを4本外していただけば内部をブローするなど簡単な作業でメンテナンス性も抜群です。どうぞ安心してお使いください。

※トライアックは「双方向サイリスタ」とも呼ばれ、サイリスタの後発(開発・発売開始時期が新しい)半導体です。
※関東の件の業者(街の発明家)は、正しい知識に欠けているのか、売りたいがための嘘なのか判りかねますが、「装置」についての説明も注意してお読みくだされば、誤りが容易にお判りいただけることが多々あります。
本件に限らず、安全と快適にため誤った知識を誤った知識を刷り込まれぬよう、どうぞお気をつけください。
商品カタログ 「トライアック万能調光器 モーター用」
電脳工房