コンパクトタイプの軽い取り回しは、小型キャビネットや繊細な作業を行うのに最適です。
標準タイプの適度lな重量は、ホースの重さや癖に負けない安定した作業ができ、堅牢なボディは広いノズル径を使っての錆落としからガラスアートなどまで、幅広くソツなくこなしてくれます。
万年筆タイプはペン握りをして細かくコントロールをしたり、浅めに持ち、対象物から離し、タクトを振るようにすると、吸上式のようなより均一なブラスト作業がし易かったりします。何よりもサンドブラスト機器にありがちな無骨感を和らげ、作家としての気分を盛り上げてくれます。
※バルブや金具はメーカー・形状・色などが製作ロットにより異なる場合がありますのでご了承ください。
コンパクトタイプ
外径が太いホースをお使いになる場合、ノズルホルダーが軽量のため重さや癖に振り回されてしまう感じがすることがあるため、キャビネット内でお使いになる場合、キャビネット接続セットをお買い求めになることをお勧めします。
ガラスアートなど、比較的低圧で、繊細なコントロールを要する作業に適しています。
錆落としや塗装剥離を行う方は、噴射圧が高くなりがちなので、バルブの耐久性が高い標準タイプをお使いになることをお勧めします
ノズルサイズは最大外径12mmです。
ホース取付金具径を9.0mm/10.5mmからお選びください。
ノズル径を1.8mm/2.6mm/3.2mmからお選びください。
標準タイプの最大のメリットはカスタマイズができること。
お使いになる環境や用途に合わせ、最適なパーツの組み合わせができます。また、コンパクトタイプに比べて頑丈なバルブは、アルミナ等の硬度があり粒子が粗い「研磨」を目的とした作業でも、混合気をしっかりと受け止めて長らくお使いいただくことができます。
磨耗によりバルブや各種パーツが破損してしまった場合も、パーツ単体での交換が可能なため最小コストで修理できます。
コンパクトタイプに比べるとずっしりした感じがしますが、作業するにつれて手に馴染み、適度な重さはホースに負けること無く安定した作業ができることをお感じいただけると思います。
Wセット(口金セット)
直圧式サンドブラスター ノズルホルダー
標準ステンレスタイプ (ステンレスバルブ)
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操作性・機能性・使用環境に合ったノズルホルダーを!
直圧式サンドブラスターを購入したら、こんなに大きいノズルホルダーが届いてビックリ!キャビネット内でも取り回しが悪く、ホースも極太なので作業性は最悪!そんな方はいらっしゃいませんか?
大型のキャビネットを使ったり、シートを敷いての屋外施工でしたら、噴射量の多さで錆取りなどは圧倒的なパワーと効率を発揮してくれるこのようなノズルホルダー、でも、通常のキャビネット使用時は少し持て余してしまいますよね?
電脳工房では小型キャビネットから〜中型(400リットル程度)での使用を想定し、用途やお好みに応じてお選び頂けるよう、三種類のノズルホルダーを準備しています。
●アートでお使いになる方は、1.8mmをお選びになることが多いのですが、レストア関連でお使いになる方からはしばしば質問をいただきます。電脳工房の実務機やタイムレンタル機での経験、あるいは、そのような用途でお使いになっているお客さまからの声を集めましたので、参考になれば幸いです。
電脳工房では、径が違うセラミックノズルを手軽に使い分けていただくため、Wセット(口金セット)を準備しています。<br>
アート用途ではより厳密に径を管理しなければならない場合もありますが、レストア用途では摩耗して先端が広がった物を2.6mm相当・3.2mm相当としてお使い頂いても支障無いことがほとんどです。そこで、Wセット(口金セット)を1セットお買い求めいただき、片方は高圧で施工したい時のために出来るだけ新しい1.8mm、もう片方には使い古した物を2.6mmまたは3.2mm相当としてお使いいただくという方法が有効です。
恒常的により口径が大きい物を必要とする場合はこの限りではありませんが、消耗品を1.8mmに絞ることができ、ランニングコストをより減らす事ができます。
なお、径が広がるまでは我慢を強いられることもあるため、業務でお使いになる場合、バイクのレストアにお使いの方はプリセット1.8mm・Wセット2.6mm、車のレストアにお使いの方はプリセット1.8mm・Wセット3.2mmでのスタートをお勧めして概ね好評を頂いています。消耗品のご準備は、それらが摩耗してきた頃に判断されては如何でしょうか。クリックポストで廉価な発送ができますし、即納できるよう努めています。
また、迷ったら先ず1.8mmをお使いになってみてくださいとお勧めしていますが、3サイズ各1本をセットにした商品も準備していますので、どうしても迷われたらそちらも併せてご検討ください。
●ホース接続金具径について
ホース接続金具は、9.0mm/10.5mm/12.7mm/ワンタッチ10.0mm(ホース外径10.0mm用)からお選びいただけます。
広く出回っている赤いタンクの直圧式サンドブラスターへ直接繋げる場合、10ガロンタイプは12.7mm,、5ガロンタイプは12.7mmと10.5mmが混在していることが多いのですがロットにより異なる場合がありますので、念のため実寸を測ってお選びください。
適した金具サイズがお判りにならない場合は、お使いになっているホースの内径と、ホースに柔軟性があるか否かをお知らせいただければ、見合ったサイズの金具を組み込んでお届けします。(画像を添付くだされば、なお万全です。)
なお、参考の域を脱しませんが、内径8.0mmで柔軟性があるウレタンホース等の場合、9.0mmのホース接続金具でしたらすんなり入れることができますが、10.5のホース接続金具径を使い、ホースを充分暖めて押し広げるようにして押し込むことにより、ホース内径とニップル内径がより近似し、摩耗を防ぎより低損失かつ長くお使いいただくことができます。
電脳工房のキャビネット接続セットも、Aタイプは同様に内径6.5mmのホースへ9.0mmのホース接続金具を押し込んでいます。寒い季節やホースのロットによっては、十分温めたうえラジオペンチ等を使い押し広げてから押し込む必要があったりしますが、トータルでの手間やホース破断のリスクは下げることができます。
● ノズル先端内径について
よく頂くご質問の中に、ノズル先端内径の種類があります。中でもレストア関連が多いのでポイントを幾つか挙げます。選定時のヒントになれば幸いです。
ワークによっては2.6mmや3.2mmしか必要ないという方や、3.2mmでも細いくらいだとお感じになるかたもいらっしゃいますが、バイクのフレームやエンジンブロックのフィンなど、1.8mmの高圧が重宝する部位から、広めのパーツまで幅広く施工されるような方は、1.8mmも3.2mmも欲しいと思います。
そのような時に、手軽に交換できるWセット(1,080円)が重宝します。
アート用途でしたらより厳密に径の管理を必要とする場合もありますが、レストアなどにおいてはさほどでもなく、摩耗して先端が広がった物を2.6mm相当・3.2mm相当としてお使い頂いても支障有りません。
従いまして、径が広がるまでの最初の一本は我慢を強いられることもあるかもしれませんが、ノズルホルダー本体にプリセット・Wセット何れも1.8mmにしておき、以降は、片方には新調して間もない1.8mm、もう片方には口が広がった物を装着することで、消耗品を1.8mmに絞ることができますし、径が広がるまでの間も無駄なく使うことができますので、ランニングコストをより減らす事ができます。
そうは言っても弊社が取り扱っているセラミックノズルは極めて品質が高く、径が広がるまで結構時間が掛かります。
業務でお使いになる場合はその間の運用を考慮し、バイクのレストアにお使いの方はプリセット1.8mm・Wセット2.6mm、車のレストアにお使いの方はプリセット1.8mm・Wセット3.2mmでのスタートをお勧めして概ね好評を頂いています。
消耗品のご準備は、それらが摩耗してきた頃に状況から判断されては如何でしょうか。クリックポスト等廉価な発送ができますし、即納できるよう努めています。
※100Vで運用され小型コンプレッサーをお使いの場合、1.8mmしかお使いいただけないとお考えください。
口金とセラミックノズルの相性について
セラミック製品は、金型に原料を入れ、高圧でプレスした後焼成して作られます。
硬度を上げるためには圧力をより上げる必要があり、弊社取扱製品は高品質故に、金型への負担も著しく、定期的に更新されます。
圧力によりやや広がった最大外径が、金型の更新により細くなり、ノズルホルダー(口金)との相性が悪くなってしまう場合があります。
●抜けてしまう場合
セラミックノズルの最も太い部分(口金が当たる部分)に、ビニールテープ等を巻き、充分締め込めるようにしてお使いください。
弊社ノズルホルダーは、内部のパッキンにより気密を保っていますので、この部分に隙間が有っても全く問題ありません。
●くわえが浅く充分固定できない場合
リーマーや棒ヤスリで口金の穴を広げてお使いください。
パッキンについて
内部のパッキン(3個組324円)は消耗品です。
減ったままお使いになると、そこから漏れを起こし、充分な圧力が確保できないばかりでなく、口金やノズルホルダー本体を削り損なってしまう場合があります。
ノズル交換時に劣化にお気付きになりましたら、速やかに交換するようにしてください。
バルブのハンドル位置について
バルブは必ず全開か全閉でお使いください。
中途位置で使用すると、バルブが削れて完全に止める事ができなくなり、やがて穴が開いて使えなくなってしまいます。
比較的短時間で損じてしまいますので、充分お気を付けください。
※作業能力(パワー)の調整は、このバルブではなく、レギュレーターで圧力を増減させ行ってください。
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直圧式のノズルは、使用していくうちに取り付け金具に食い付き、交換する際にはプラハンや木槌などで叩いて外さなければなりません。
根を詰めて作業している時に摩耗に気がついた
1.8mmと2.6mmを状況に応じて使い分けたい
そのような時のノズル交換は、面倒だったり作業が中断されてしまったり。お客さまから寄せられたご希望をもとに、Wセット(口金とノズルのセット)を準備しました。
交換はラクラク、使い分けしたり次の一本を準備しておきたい方におすすめです
先端内径は1.8mm/2.6mm/3.2mmからお選びいただけます。
高圧で便利な直圧式サンドブラスター、比較的単純な構造なので理に叶っていれば故障することは滅多になく、消耗品(ホースとノズル)の交換程度で長らくお使いいただけます。
ただし、例外的にノズルホルダーのバルブのトラブルが結構多く、そのほとんどが中間位置での使用に起因するものです。
画像のように中間位置で使用すると、メディアを含む混合気はボール部分やバルブ本体へと方向を変え、その部分をサンドブラストしてしまいます。これはステンレスのバルブなので耐久性も高いはずなのですが、サンドブラスターの威力の前にはひとたまりもありません、比較的短時間で生じてしまった障害です。
このケースでは本体に穴が開き、そこから噴出してしまうようになりましたが、ボールやその周辺が削られてしまい、全閉にしても完全に止まらない状態になってしまう場合もあります。
バルブを開けていくうちに「この位で丁度良い」と思えるような位置があり、そのまま作業をしてしまいたくなるところですが、エア圧は必ずレギュレータや直圧式のエア調整バルブで行い、ノズルホルダーのバルブは全開で使用するようにしてください。
ノズルホルダーのお求めは
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注意! 直圧式のバルブは必ず全開か全閉で
すげ替えは簡単
全てのノズルホルダーには、通称「竹の子」と呼ばれるホースジョイント用金具が付いています。コンパクトタイプを除き、そのサイズを調整することにより、ほとんどのホースに差し込み、ホースバンドで締め上げるだけで交換が完了!
上の画像にあるような極太のホースでも、内径はさほど大きくはなく、耐久性を高めるために肉厚があるだけです。
このままホルダーを交換しても、ホースが太いままでは相変わらず作業性は悪いままです。
電脳工房ではキャビネット接続セットを別に用意していますので、キャビネット外側は太めのホースを使って破断リスクを最小限に、内部では細めのホースを使って作業性を重視(万が一摩耗で破断しても、キャビネット内部なのでリスクは最小限です。)することもできます。
また、キャビネットの隙間から直接引き込んでいる方は、キャビネット内部でジョイント金具を使うことにより、同様の作業性を得ることができます。いまお使いになっているホースの内径/外径をお知らせいただければ、見合ったパーツを見繕って添付することもできますので、お気軽にご相談ください。
ほかにも、こんな方に最適です。
ノズルは消耗品です。メディアと並んでそのコストは結構嵩むものなので、できるだけ抑えたいものです。
ノズルの消耗が激しすぎる(お客様のご希望により、以前電脳工房でも輸入品の短いタイプのセラミックノズルを取り扱っていましたが、見るからに密度が低くて消耗が激しく、到底実用に足る物ではありませんでした。)
サンドブラスターを購入したメーカーが廃番・撤退・倒産してしまい、ノズルの入手が困難。
特異な形状をしていてノズルの選択肢が狭く、入手が困難だったり高額な純正品の購入を余儀なくされている。なかには、一本700円から1,000円もするような物も。
電脳工房で製作しているノズルホルダーは、廉価・高品質で入手し易いノズル、最大外形12mmが使えるように設計しています。また、プリセットのノズルは、国内外最上質グレード品を取り扱っています。
ノズルの入手や価格でお困りの方は、ノズルホルダー自体を交換されることもご検討ください。