ノズルホルダー用パッキン - 創る・作る・造る電脳工房のホームページ

■ノズルホルダーのパッキンは消耗品です
ノズルと金具の密着が悪いと、その隙間から漏れを起こします。
これは、口金を如何に精密に加工しても起こり得るもので、口金とノズル・ノズルとホルダーの各部を密着させるのは器具の精度はもちろんのこと、ノズルをセットする際にも十分に気を遣わないと容易く漏れてしまいます。
混合気の漏れは効率の低下だけではなく、メディアを含む高圧なエアーが通過することにより、各部パーツを摩耗させやがて穴を開けてしまいます。
ノズルの摩耗は目に見えて作業性に影響が出るので交換時期が解りやすいのですが、パッキンのチェックは意外と疎かになりがちです。高価な機器を損傷させないためにも、定期的なチェックと交換をお薦めします。

■電脳工房オリジナルです
ノズルホルダーに付属しているパッキンの多くは、ゴムや樹脂製のリングをホルダーとノズルの間に挟む仕様です。
　※ノズル交換時にポロリと落としてしまってキャビネット内をかき回したり、メディアを排出して探した。
　※ねじ込む際に変形させてしまったり、変形した物を整形して装着した。
そんな経験はありませんか？
電脳工房では、日々実務に携わる中で不便を感じたこれらを解消するために試行錯誤を繰り返し、座金側に接着することで落下／変形／偏摩耗などを防止し、機器だけでなくパッキンそのものも長らくお使いいただけるとの結論に達し、現行モデルの全てのノズルホルダーに、このパッキンを装着してきました。
弊社ノズルホルダーをお買い求めいただいたことがあるお客さまにとっては、普通のことだと思われるような些細なことですが、実務経験に基づく知恵や工夫の積み重ねによる機材開発は、単に形を成し用が足りる物とは一線を画しているものと自負しております。弊社ノズルホルダーをお買い求め頂いたことがあるお客さまの保守用としてはもちろんのこと、今お使いの機器に不便を感じている方々も、ぜひお使いになってみてください。(3／8：10A規格のパーツに概ね適合します。)

※お使いになっているノズルホルダーへの適合がお判りにならない場合は、ご遠慮なく質問してください。

製作は型を特注し自社中型プレス機を使用していますので、同心円の綺麗な形を成し、サイズも口金がパッキンに引っかかって重くなることなく、なおかつノズルとの密着面をより広くする絶妙なものとなっています。