特製フックレンチ - 創る・作る・造る電脳工房のホームページ

電脳工房の頒布会／砂★ぱぉん♪ ぷろじぇくとをご覧になっての自作／既に自作されていた皆さん必見です。
消火器を再利用した直圧式サンドブラスター、お使いになっている方はその便利さから手放せなくなっている方も多いと思います。

ところで、メディア投入の際、フタの開閉に困ったことはありませんか？
電脳職人は結構力持ちです。この程度のフタの締め込みなどぐぃぐぃやってしまいます。でも、時々あるんです、調子に乗って締め込んで、作業途中でヘロヘロになっている時のメディア補給で、「ふん！」って力が出なかったり、出せば出るのだけれど、それがとてつもない労力を要するような気分になることが。
パッキンが劣化気味で締め込まないと空気が漏れるものや、外周に引っかかってなかなか締め込めないもの。
新しすぎてまだ馴染まず、結構力を入れないと空気が漏れるもの。
作業途中でパッキンの清掃が億劫、メディアが噛みこんでしまってエア漏れしてしまうこともあります。
そんな時に大活躍してくれるのが、このフックレンチ！バイクの整備をする方には結構お馴染みの、サス調整をする時などに使う工具です。

ところが、その工具をそのまま使うと、大きすぎて邪魔になる／結構重量があるので取り回しが悪い／末端に穴が開いていなかったり両端フックで置き場所に困る／握り加減や大きさからついついオーバートルクになってしまうなど、なかなか合う物を見つけることができません。
整備や機械点検とは違い、サンドブラスターのフタの開閉は頻度が高く、それも主作業であるサンドブラストの合間にということになりますので、使い勝手は重視したいところ。加えてそういう合間作業なので、私の場合はふっと置いたその場所を忘れてしまい、右往左往してようやく見つけることもしばしばあります。

そこで、ステンレス3.0mm厚を理想的なサイズと形状でレーザーカットしてもらいました。
レーザーでのステンレス加工は、穴一個200円だ300円だというレベルで、このフックレンチを一個作ってもらうのにも、通常はビックリするような値段になりますので、小ロットで快く引き受けてくださった加工業者様にはその仕上がり具合も含めて頭が下がります。

サイズは画像のように、一般的な10型の消火器のほとんどでお使いいただくことができます。
レーザーカットしたそのままなので、表面に加工時に付いた傷などがありますが、実用品なのでご容赦ください。また、レーザーカットはコンディションや機材によっては切断面のバリが気になることも多いのですが、試作していただいた物はそのまま素手で作業しても手を切る心配は皆無なほど綺麗にカットされています。切断面角がピンと立っていますので、気になる方は少しヤスリをかけるなり、ビニールテープを巻くなどして養生してください。
板厚は3.0mmを使用しています。
掲載の画像はガラスビーズ#180で梨地加工をしています。お届けする商品は前記のとおり擦り傷があったりクモリがありますのでご了承ください。