直圧式 セラミックノズルホルダー 標準(黄銅＋メッキ)

2024年08月に商品全体の見直しを行い、バルブをレデューストボアから内径が広いフルボアタイプへ変更しました。これにより従来タイプより耐久性が上がり、ステンレスタイプと遜色無いレベルになりました。

この商品は、普及型の吸上式ではなく、「エアー消費量1／3・パワーは3倍」と表現されることが多い、直圧式サンドブラスタ−用です。

直圧式サンドブラスター本体は こちら をご覧ください。

このセラミックノズルホルダーは最もスタンダードなタイプで、堅牢なバルブはアルミナ等の硬度があるメディアを使った、「研磨」や「塗装剥離」を目的とした作業でも、摩耗を抑え長らくお使いいただくことができます。
また、磨耗によりパーツが使用不能になっても、パーツ単体での交換が可能なため最小コストで修理することができます。

Compactタイプとに比べると、大きくずっしりした印象を受けますが、作業するにつれて手に馴染み、適度な重さはホースに負けること無く安定した作業ができます。特に厚手のグローブを使って作業するときは、Compactタイプはホールドし難く感じることも多いので、特別な理由がなければ標準タイプをお勧めします。

画像2枚目：標準タイプ／Compactタイプ／バルブレスタイプのサイズ比較です。

注：バルブは必ず全開または全閉位置でお使いください 。

高性能で便利な直圧式サンドブラスターは、比較的単純な構造なのできちんと設計された製品は故障することは滅多になく、消耗品の交換だけで長らくお使いいただくことができます。
ノズルホルダーも消耗品の一つですが、正しく使えば相当期間お使いいただくことができます。しかし、稀に中間位置での使用によりバルブ本体が激しく摩耗し、短時間で使用不能にしてしまうケースがあります。

画像3枚目：中間位置で使用すると、メディアを含む混合気はボール部分やバルブ本体へと方向を変え、その部分を研磨してしまいます。画像は標準ステンレスタイプなので耐久性は最も高いのですが、直圧式サンドブラスターの威力の前にはひとたまりもなく、比較的短時間でボディーに穴が開いてしまいました。
このほか、鉄球(ボール)やその周辺が削られてしまい、全閉にしても完全に止まらない状態になってしまう場合もあります。

バルブを開けていくうちに「この位で丁度良い」と思えるような位置があれば、そのまま作業をしてしまいたくなるところですが、エアーの圧力や噴射量の調整は、必ずレギュレータや直圧式サンドブラスター本体のエアー調整バルブで行ってください。

新たに直圧式サンドブラスターを導入し、キャビネット内でお使いになる場合、別途販売している キャビネット接続セット をご検討ください 。

キャビネットへ穴を開けて直接ホースを通すと、キャビネットとの擦れによって破断し易かったり、穴部分の養生やホースの固定など思いの外手間が掛かり、ホース交換の度にこの作業を行わなければなりません。
キャビネット接続セットは、これらの問題を一気に解決するばかりでなく、外側は太くて頑丈なホース、内側は細くて柔軟なホースを使うことができるので作業性が高く、万が一のホース破断や金具類の摩耗による噴出も、そのほとんどがキャビネット内部で発生するので、被害を最小限に抑えることができます。

プリセットのセラミックノズル先端内径について。

セラミックノズルは先端内径1.8mm／2.6mm／3.2mmからお選びいただけます。100Vの小型コンプレッサーをお使いの場合、1.8mmしかお使いいただけないものとお考えください。

アートでお使いになる方は、1.8mmをお選びになることが多いのですが、レストア関連でお使いになる方からはしばしば質問をいただきます。

電脳工房では、径が違うセラミックノズルを手軽に使い分けていただくため、Wセット(口金セット)を準備しています。
アート用途ではより厳密に径を管理しなければならない場合もありますが、レストア用途では摩耗して先端が広がった物を3.2mm相当としてお使い頂いても支障無いことがほとんどです。そこで、Wセット(口金セット)を1セットお買い求めいただき、片方は高圧で施工したい時のために出来るだけ新しい1.8mm、もう片方には使い古した物を3.2mm相当としてお使いいただくという方法が有効です。
恒常的により口径が大きい物を必要とする場合はこの限りではありませんが、消耗品を1.8mmに絞ることができ、ランニングコストをより減らす事ができます。
なお、径が広がるまでは我慢を強いられることもあるため、業務でお使いになる場合プリセット1.8mm／Wセット2.6mmまたは3.2mmでのスタートをお勧めして概ね好評を頂いています。消耗品のご準備は、それらが摩耗してきた頃に判断されては如何でしょうか。クリックポストで廉価な発送ができますし、即納できるよう努めています。

迷ったら先ず1.8mmをお使いになることを勧めしています。

ホース接続金具径について。

ホース接続金具は、9.0mm／10.5mm／12.7mm／ワンタッチ10.0mm(ホース外径10.0mm用)からお選びいただけます。

広く出回っている赤いタンクの直圧式サンドブラスターへ直接繋げる場合、10ガロンタイプは12.7mm,、5ガロンタイプは12.7mmと10.5mmが混在していることが多いのですがロットにより異なる場合がありますので、念のため実寸を測ってお選びください。
適した金具サイズがお判りにならない場合は、お使いになっているホースの内径と、ホースに柔軟性があるか否かをお知らせいただければ、見合ったサイズの金具を組み込んでお届けします。(画像を添付くだされば、なお万全です。)

なお、参考の域を脱しませんが、内径8.0mmで柔軟性があるウレタンホース等の場合、9.0mmのホース接続金具でしたらすんなり入れることができますが、10.5のホース接続金具径を使い、ホースを充分暖めて押し広げるようにして押し込むことにより、ホース内径とニップル内径がより近似し、摩耗を防ぎより低損失かつ長くお使いいただくことができます。
電脳工房のキャビネット接続セットも、Aタイプは同様に内径6.5mmのホースへ9.0mmのホース接続金具を押し込んでいます。寒い季節やホースのロットによっては、十分温めたうえラジオペンチ等を使い押し広げてから押し込む必要があったりしますが、トータルでの手間やホース破断のリスクは下げることができます。

口金とセラミックノズルの相性について。

セラミック製品は、金型に原料を入れ、高圧でプレスした後焼成して作られます。硬度を上げるためには圧力をより上げる必要があり、弊社取扱製品は高品質故に、金型への負担も著しく、定期的に更新されます。
圧力によりやや広がった最大外径が、金型の更新により細くなり、ノズルホルダー(口金)との相性が悪くなってしまう場合があります。

●抜けてしまう場合

セラミックノズルの最も太い部分(口金が当たる部分)に、ビニールテープ等を巻き、充分締め込めるようにしてお使いください。弊社ノズルホルダーは、内部のパッキンにより気密を保っていますので、この部分に隙間が有っても全く問題ありません。

●くわえが浅く充分固定できない場合

リーマーや棒ヤスリで口金の穴を広げてお使いください。

パッキンについて。

内部のパッキンは消耗品です。減ったままお使いになると、そこから漏れを起こし、充分な圧力が確保できないばかりでなく、口金やノズルホルダー本体を削り損なってしまう場合があります。
ノズル交換時に劣化にお気付きになりましたら、速やかに交換するようにしてください。

ロットにより、使われているパーツの色・形状・メーカーが異なる(同等品を使用します)場合があります。

リスクを承知くだされば、リーズナブルなクリックポスト便で発送できます。(運送補償無し／配達日時指定不可(郵便受けへの投函)／簡易包装／代引不可)
ご希望のお客様は、オプションにてご指定ください(上記免責に同意いただいたものとさせていただきます)。
※送料には反映されません。正式なご案内を差し上げる際、修正してご案内いたします。

商品番号	NHS-ST
商品名	直圧式 セラミックノズルホルダー 標準(黄銅＋メッキ)
定価	オープン価格
販売価格	3,190円
税別価格	2,900円
メーカー	電脳工房
送料区分	送料別
配送タイプ	宅配便小型
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